本日はサムラッチ錠の交換。
サムラッチ部分(親指で操作する部分)が機能していないとの事でしたが、扉の中に埋まっている錠前部分が見事にバラバラに破損してました。
修理不可能です、、
古い木製扉でサムラッチ錠(装飾錠)の不具合が発生した場合、ほとんどのケースで修理対応不可で部品交換が必要となります。しかし、古いものだとメーカーや型番によっては廃盤となってることが珍しくありません。
無理矢理レバーハンドルタイプや玉座(ノブ)タイプに取り替えることもできますが雰囲気が大きく変わったり、見栄えが悪くなったりと、あまりおすすめできません。
そこで今回はKODAI(古代)のセパレート取替錠へ交換しました。
お客様と相談の結果、以前と同じ仕様で本締チューブラ錠＋サムラッチ空錠のものに決まりましたが、このシリーズは2ロックになるタイプもあり、上の鍵部分のみや下のサムラッチ部分のみのものなど様々なパターンを選んで頂く事が出来ます。
そして何より有り難いのは大きめのプレートがついているので元々ついていた部品の塗装跡や灼跡、切り欠き穴などをすっぽり隠す事が出来ることです。
今回も下側のサムラッチ錠をそのままつけると上側のシリンダーとの位置関係が悪かったの少しずらした位置に穴を開け直しての取り付けとなりました。扉の側面には加工跡が残ってしまいましたが、正面から見ると跡が残らず、以前と同じ雰囲気のまま取り付ける事が出来ました。
少し古い家屋の木製扉は現代のアルミ製扉と違った良い雰囲気がありますね。
せっかくの古き良きものを損なわず解決するにはおすすめの商品です。

木製扉のサムラッチ錠の故障や不具合でお悩みの方は是非ご検討下さいませー。

カギのLix
090-1367-2453