本日のご依頼は自動ドアの鍵の修理。
MIWAの　U9 DG-1　が付いています。

鍵を刺して回す際、硬さがあって無理すると鍵が折れそうでしたが
触ってみた感じ、シリンダーではなく錠前(扉に埋まってる本体)に問題がありそう、、、
おそらく錠前を一度取り外して洗浄・グリスアップしてあげれば改善されるだろうという見立てですが
この手の自動ドアの場合は何をするにせよ扉を外さないといけません。

という事で自動ドアの脱着です。
自動ドアは扉上部からボルトで吊るしてあるので上部のカバーをめくってボルトを外します。
ボルトが外れると扉はグラグラの状態なので倒さないように慎重に支えながらゆっくりと横に寝かせます。
そこでようやく目的の錠前に触れるわけです。

扉のサイズにもよりますが自動ドアはなかなかの重量もありガラスを割らないようにとか、
脚立を上ったり下りたりとか、細かい作業ばかりの鍵屋さんのイメージですが
結構体力仕事もあるんです。

作業に戻りますが、
横に寝かせた扉からシリンダー、サムターン、錠前を取り外します。
それぞれを一つずつ確認していったところ見立て通り錠前に原因がありました。
なので錠前を分解します。
中がしっかり汚れていたので内部をパーツクリーナーできれいに洗浄した後
グリスアップして元に戻したところ、見事に復活してくれました。

そしてまた、、、力仕事。
自動ドアを元通り吊るさなければなりません。
実は外す時より、戻す方が大変です。
ドアを起こしてドア枠に設置して外したボルトを締め直して、、、
最後に扉の傾きがないかを確認します。
この時に傾いていればまたボルトの締め直しを繰り返します。

作業開始から約１時間半。
鍵もスムーズに操作できるようになり完了です。
自動ドアの動きも大丈夫。
お客様にも喜んで頂けて頑張った甲斐がありました！　

今回は錠前のオーバーホールで対応しましたが、もちろん錠前やシリンダーなどの部品交換もできますので
使用年数や症状によっては部品交換をお勧めします。

当店では自動ドアの鍵のトラブルも対応しております。
お困りの際は是非ご相談下さい。　

本日もご依頼有難うございました！

カギのLix
090-1367-2453