本日は引っ越し先の玄関の鍵を電子ロックにしたいとのご相談。

以前はFUKIのインターロックを使用されていてとても便利でお気に入りだったようです。
しかし、今回の玄関はMIWAのPMKという錠前がついており、インターロックの取り付けは不可能。
というより対応できる電子ロックがない！
どうしてもの場合は鉄扉に穴を開けて追加で取り付ける事はできますが、
扉への穴開けは管理会社的にNG。
さてどうしよう???
そこで思いついたのが最近流行りのスマートロックを取り付けてはどうか？
という事になりました。

スマートロックは最近、色々な会社から発売されており本体を室内側のサムターン(つまみ部分)に貼り付けるだけでスマートフォンのアプリで操作できる超絶便利なロックシステムです。
スマホ一つで解錠、施錠操作。
オプションでタッチパネルをつければ暗証番号や登録したカードなどでも操作が可能です。
もちろんオートロック機能もついていて、鍵の締め忘れを防ぐ事が出来ます。
そして今までの電子ロックとの大きな違いはネット環境があれば外出先から遠隔で鍵の施錠確認や解錠操作などができる事です。
本当にスマートなロックです。

スマートロックは現在ついているサムターンの形状によっては取り付けの可否が決まります。
今回のMIWA PMKのサムターン形状は楕円形で特殊な形をしていますが、専用のアタッチメントを購入することで対応できるようです。
ただ、そのままサムターンに本体を取り付けるとドアノブが握りにくくなるという問題が、、、
そこでもう一度考えて、PMK本体をレバーハンドルタイプに取り替えよう！
これで万事解決です。
今回取り付けたのはQlioLock(キュリオロック)という商品。
フルオプションでタッチパネル、遠隔操作が可能になるようにQlio Hub(キュリオハブ)というものも同時購入して設定。
これで無事にお客様のご要望に応える事が出来ました！

ただ、スマートロックは取り付けがサムターンに貼り付けつるだけで非常に簡単なので、通常はエンドユーザー様がご自身でネット購入してアプリをダウンロード、設定、という流れ。
鍵屋さんとしては活躍する場がないんです。
今回は錠前本体をレバーハンドルタイプに交換する必要があったのと、お客様がご高齢だったので、購入、設定のお手伝いをさせて頂きました。

現代はIOT化が進んで本当に便利で豊かな世の中になりました。
スマートウォッチがあれば手ぶらで操作できますし、音声で認識できるようにもなります、
「アレクサ、鍵開けて♪」みたいな、、、
せっかくの便利なアイテムなので是非取り入れてみてはいかがでしょうか？

しかし、スマホの紛失や故障、充電切れ、またWiFi環境によってはトラブルになる可能性も充分にあり得るので保険として従来のメカキーを所持しておく事もおすすめしておきます！

カギのLix
090-1367-2453